政治

国内外の政策動向と市場・産業へのインパクトに関するレポート。

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2027年フランス大統領選リスク

2027年4月のフランス大統領選挙が欧州政治における最大のリスクファクターになりつつある。マリーヌ・ルペン(国民連合 RN)が世論調査で一貫して首位を走っており、2025年3月の有罪判決後も支持率は落ちていない。マイキー…

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エイブラハム合意の未完成

この日の勉強会は、開催の3日前に始まった対イラン軍事行動をどう読むかという話から入っている。講師は冒頭で、翌日に緊急でこのテーマの動画を撮るつもりだと述べたうえで、参加者向けにはその骨格を先に共有した。狙いは一つしかない…

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カルダシェフ尺度と実存的リスク

この回の後半は、ある問いから始まっている。ピーター・ティールが誰の影響を受けているかは、ルネ・ジラールとカール・シュミットという二人の名前で説明できる。ではイーロン・マスクは誰…

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セイの法則は自己啓発か

経済学思想史の連続講義は重商主義から重農主義、アダム・スミス、リカード、マルクスと進み、この回でいったん時計の針が巻き戻された。前田氏が扱ったのはジャン=バティスト・セイ、いわ…

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バザール商人とアンゴラモデル

ドルを一度も動かさずに石油と鉄道を交換する仕組みが、20年かけて世界中に張られてきた。その原型はアンゴラにあり、ベネズエラで完成し、エクアドル・イラク・コンゴへ広がった。イランで一本が切れたいま、次はどこか。そして同じ日…

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ピレウス港と欧州の裏口

「まだ注目されていないところをやります」という前置きから始まった地政学講義。舞台は地中海、焦点はギリシャ。港を取り、物流を取り、送電を取り、通信を取る——その順番の意味と、20km先に置かれた米国側の対抗手段までを追う。…

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マーケットプレイス5つのドライバー

この日の後半のテーマは、前日に米国企業との打ち合わせで交わされた議論の再演から始まった。相手がマーケットプレイスという言葉を、その意味を理解しないまま使っていた。そこから1時間…

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ミルとベンサムの皮肉な逆転

この日の講義は、前回扱った功利主義を踏まえて「なぜミルなのか」から始まった。講師の説明が最初に置いた前提は明快である。ミルは古典派経済学の集大成的な位置にいる人物であり、その思…

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モラルなき最適化はなぜ勝つか

功利主義の講義を終えた直後、マイキー氏が「僕が今日YouTubeで話した内容」として持ち出したのが「モラルのないやつが一番強い」という命題だった。製薬・動物実験・治験制度という…

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前例の連鎖:台湾・尖閣・アフリカ

ベネズエラの構造解説を終えたところで、マイキー氏が参加者に投げた問いは意外なものだった。「戦争のこの攻撃の動きを見てみてください。今年のノーベル平和賞を取ったのは誰ですか」。答…

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功利主義は誰のものだったか

ベンサムが死んだ翌日、イギリスの改革法は有権者を「男性である者」と定義した。理論が全員を数えているつもりでも、制度は全員を数えていなかった。ミルが理論を書き換えざるを得なかった…

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北極海とモンロー主義の変質

世界地図を上から見ると、南極と北極の決定的な違いが見える。陸の上の氷か、水の上の氷か。その一点から、砕氷船の受注競争、グリーンランドの帰属、地中海の港湾、そして一世紀前に書き換えられた米国の教義までが一本の線でつながる。…

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医療AI承認数と日本市場の壁

海外スタートアップのピッチに対して日本側から返された二つの冷水。一つは規制の壁の定量的な指摘、もう一つは「精度は技術では上がらない」という原理的な反論である。

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太陽のカルテルと重油の地政学

この日の後半、マイキー氏はベネズエラについて質問した参加者に対して、まず「ニュースの中で分からない単語はなかったか」と問い返すところから解説を始めた。参加者が挙げたのは「太陽の…

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学問の中立性は誰を守るか

この回の講義は、マックス・ウェーバーという人物の伝記でも、代表作の粗筋でもなかった。扱われたのは、もっと手前にある一点である。すなわち「人が何かを述べるとき、その発言は事実を写…

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寄付ガバナンスと報道のバグ

研究機関が受け入れる寄付のガバナンスと、大規模スキャンダル報道が構造的に抱えるインセンティブの歪み。主宰者が公の場でこの話題を扱ってこなかった理由を、情報の確度という一点から説明した回の記録。…

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快楽計算とサブスク設計

ベンサムは幸福を足し算した。ジェボンズはそれを「どこで止めるか」の問題に置き換えた。この一段の飛躍が、Netflixが新作を出し続け、Amazonが配送無料を捨てない理由をその…

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憲法AIとペンタゴンの圧力

この日の勉強会の前半は、参加者の多くが気にしていたひとつのニュースから始まった。Anthropic と米国防総省が正面から衝突している、という話である。講師は冒頭で「アンソロピックのニュースを知らない人はどれくらいいます…

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暴力と正当性のコスト構造

権力の裏付けは強制力であり、支配の裏付けは正当性である。この二つを「回避すべきもの」と「望ましいもの」に分けて語ってきたことこそが、組織論の躓きだった。前田氏の講義は、暴力と正当性を料理人の道具として並べ、それぞれに値札…

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歪みがなければ革命は起きない

マルクスの前提整理を終えたあと、講師は講義を一度止めて参加者に問いを投げた。「まず僕が気になるのは、皆さんはこの考え方に対して何を思っているのかな、というのをすごく捉えていただ…

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海底ケーブル戦争とNECの営業力

陸・海・海底・空・宇宙という5層で覇権争いが起きている。そのうち一般に見えないのが海底と宇宙だ。世界の国際通信の99%を運ぶ海底ケーブルをめぐって、供給側は4社の寡占となり、発…

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生産は自然・分配は制度

富がどう生まれるかは物理法則に近い。だが富がどう分けられるかは、人間が決めた制度にすぎない。ミルのこの二分法は、最低賃金・労働組合・相続税という「今も使われている道具」の設計図…

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知を守る建築と現場主義

この回の前半は、手元に資料がない状態から始まった。登壇者が「いつも海外の話ばかりなので、一度国内で、先人がどういう苦労をしてきたかを見てみたい」と切り出したところから、東京・白…

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米中会談前夜と高市外交

2025年10月29日、翌日に控えたトランプ・習近平会談を前に交わされた読み筋。台湾がヒリ札になる、貿易戦争は中国が勝っている、高市外交は本物だ。この3つの予測を、2026年8…

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米中会談翌日の中国優位論

2025年10月30日、釜山でトランプ大統領と習近平国家主席が6年ぶりに直接会談した。その翌日の勉強会は、映像を見た直後の生の反応から始まっている。「時間を伸ばしただけ」「時間…