スナップショット
株価
$214.04
52週で+68.5%
時価総額
約$350.6B
米大手投資銀行で上位
PER(実績/予想)
19.1倍/17.8倍
配当利回り約1.85%
保有株数
22
ポートフォリオ登録数
出典:StockAnalysis.com等(2026/7時点)。
事業ごと・国/エリアごとの売上高比率
事業セグメント別 純営業収益構成比(FY2025、総額$70.65B)
2010年代以降、ジェームズ・ゴーマン前CEOの主導でウェルスマネジメント部門の比重を大きく高める戦略転換を進め、現在は機関投資家証券部門とほぼ並ぶ収益の柱に成長している。
国・エリア別 売上高構成比
出典:Morgan Stanley 10-K・決算資料。
創業からの歴史
ミッション・ビジョン・バリュー
現経営者の特徴・過去の実績(レジリエンスの観点)
直近決算の予想・ガイダンスに対する結果
市場予想 vs 実績(2026年Q1)
売上高・税引前利益の推移(直近10年間)
純営業収益・税引前利益の推移(FY2016〜FY2025、単位:10億ドル)
純利益の推移(FY2016〜FY2025、単位:10億ドル)
| 年度 | FY16 | FY17 | FY18 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 純営業収益($B) | 34.63 | 37.95 | 40.11 | 41.42 | 48.20 | 59.76 | 53.67 | 54.14 | 61.76 | 70.65 |
| 税引前利益($B) | 8.85 | 10.40 | 11.24 | 11.30 | 14.42 | 19.67 | 14.09 | 11.81 | 17.60 | 21.95 |
| 純利益($B) | 5.98 | 6.11 | 8.75 | 9.04 | 11.00 | 15.03 | 11.03 | 9.09 | 13.39 | 16.86 |
出典:Morgan Stanley 10-K・決算資料(暦年ベース)。2020年のE*TRADE・Eaton Vance買収を契機に、ウェルスマネジメント・投資運用部門の手数料収入が拡大し、収益の変動性(トレーディング収益への依存)が低下。参考:直近TTM(2026年3月期まで)は純営業収益734.9億ドル・税引前利益234.2億ドル・純利益175.0億ドル。
PERの推移(直近10年間)
PERの推移(各期末)
現在の実績PERは19.1倍、予想PERは17.8倍。伝統的に大手米銀のPERは10倍台前半〜半ばで推移することが多く、モルガン・スタンレーはウェルスマネジメント事業の高い収益安定性を評価され、同業他社対比でやや高めのマルチプルで取引される傾向にある。過去52週で株価は+68.5%上昇しており、バリュエーションの拡大(マルチプル・エクスパンション)が株価上昇の一因となっている。
ROIC・WACC・ROEの推移(直近10年間)
| 年度 | FY16 | FY17 | FY18 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ROE | 8.0% | 8.0% | 11.8% | 11.7% | 13.1% | 15.0% | 11.2% | 9.4% | 14.0% | 16.6% |
| ROTCE(有形自己資本利益率) | ~9.2% | 9.2% | 13.5% | 13.4% | 15.2% | 19.8% | 15.3% | 12.8% | 18.8% | 21.6% |
金融機関のためROIC・WACCという事業会社的な指標は算出に馴染まず、資本効率の評価には自己資本利益率(ROE)と有形自己資本利益率(ROTCE)を用いる。参考として自己資本コストは概ね9〜11%程度と推定される。2026年Q1のROTCEは27.1%とさらに上振れており、ウェルスマネジメント転換以降、同指標は長期的な改善トレンドを継続している。
営業・投資・財務・フリーキャッシュフローの推移(直近10年間)
| 年度(単位:$B) | FY16 | FY17 | FY18 | FY19 | FY20 | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 営業CF | 5.38 | -4.51 | 7.31 | 40.77 | -25.23 | 33.97 | -6.40 | -33.54 | 1.36 | -17.89 |
| 投資CF | -19.51 | -12.39 | -22.88 | -33.56 | -37.90 | -49.90 | -11.63 | -3.08 | -29.46 | -46.78 |
| 財務CF | 7.36 | 16.26 | 24.21 | -11.97 | 83.78 | 41.55 | 22.71 | -2.73 | 46.76 | 67.76 |
金融機関のキャッシュフロー計算書は事業会社と性質が大きく異なり、預り資産・トレーディング資産・レポ取引等の増減が営業CF・投資CFを大きく左右するため、年度ごとの符号や振れ幅自体に一般事業会社のような「良し悪し」の意味はない(フリーCFという概念も馴染まないため非掲載)。近年は自己株買いと配当を通じた株主還元を積極化しており、年間配当は1株あたり4.00ドル(利回り約1.85%)。ROTCE向上に伴い株主還元余力も拡大基調にある。